〜最大10億ドル規模の研究連携の可能性〜
ZettaJoule株式会社(読み・以下:ゼタジュール、本社:東京都千代田区、代表:下藤充生)は、100%親会社で革新炉技術の開発を牽引するZettaJoule Inc.(以下、ZettaJoule、President and CEO:下藤充生)がテキサスA&M大学システムの工学研究機関である Texas A&M Engineering Experiment Station(TEES)と、高温ガス炉の研究炉の建設に向けた基本合意書(MOU)を締結したことをお知らせいたします。
米国における高温ガス炉のイノベーションのハブに
このZettaJouleの高温ガス炉の建設は、今後10年間で最大10億ドル規模の研究連携、産業界との協業、連邦政府資金の獲得の呼び水となるもので、テキサスA&M大学システムを、エネルギー首都のテキサス、および、米国における高温ガス炉のイノベーションのハブとして位置づけるものとなります。ゼタジュールは、高温ガス炉の設計を担っていきます。
ZettaJouleが建設する 「ZJ0」は、最大950℃のプロセス熱を供給可能な革新的な高温ガス炉です。この炉の先進技術は、日本原子力研究開発機構の高温工学試験研究炉(HTTR)の数十年の稼働を通じて安全性が実証された知見をベースに、改良・高度化をしたものとなります。
「ZJ0」が生み出す高温熱は、合成燃料や水素製造、製鉄、化学、淡水化、データセンター向け発電などの幅広い領域に応用でき、産業界に資する新しい研究分野の扉を開くことになります。
先進材料・石油精製企業やハイパースケーラー、さらにはNASAや米国エネルギー省といった政府機関から、大規模な研究支援を得られる道が大きく開けます。
大学が所有する研究炉として世界最大級に
「ZJ0」は、カレッジステーションにある TEES Nuclear Engineering & Science Centerの敷地内にある既存の研究炉に隣接する場所に建設される計画です。ZJ0はTEESが炉の所有者となり、規制上の許認可申請主体となる予定です。
「ZJ0」の竣工後は、テキサスA&M大学は全米で唯一キャンパス内に研究炉を3基保有することになり、全米有数の原子力工学プログラムとしての地位を一段と強固なものにすると見られます。また、30MWthの研究炉は、大学が所有する研究炉としては、世界最大級となる予定です。
日本が誇る世界トップクラスの技術をグローバルスタンダードへ
ZettaJoule株式会社は、「ZJ0」の設計を日本および米国のパートナーと緊密に連携しながら推進してまいります。日本の卓越した技術力を次世代へと継承・発展させるとともに、日本が誇る世界トップクラスの技術をグローバルスタンダードへと高めていくことに貢献することを目指し、取組を加速してまいります。また、将来的には本取組の成果を日本へ還元し、国内で展開・実装することも視野に入れながら、持続的な産業基盤の強化に貢献してまいります。
TEES について
Texas A&M Engineering Experiment Station(TEES)は、テキサスA&M大学工学部の公式研究機関として、テキサスA&M大学システム全体にわたる学際的研究を推進しています。TEESは、応用工学研究を通じて複雑な課題解決に取り組み、研究助成金・委託研究の運営、産官学連携の促進を担います。研究成果を産業や社会へ移転する取り組みに加え、最先端分野の専門人材育成や教育者・学生の参画を通じ、次世代エンジニアの育成にも注力しています。






