ハイライト
米国エネルギー省(DOE)の代表として、国際システム工学評議会(INCOSE)のコーポレート諮問委員会委員を務めた経歴があります。これまでに38本の技術論文を執筆したほか、マルコム・ボルドリッジ国家品質賞の審査員教育を修了。また、ターキー・ポイント原子力発電所においてシニア原子炉操作員(SRO)の認定を取得しており、理論と現場実務の両面における実績を有する。
職務経歴
【グローバル・コンサルティングと国家プロジェクト】
ZettaJoule参画以前は、原子力機器大手のBWXテクノロジーズ、原子炉設計・建設のフラマトム(Framatome)、米国エネルギー省(DOE)、電力中央研究所(EPRI)、さらにはポーランド政府に対し、専門的なコンサルティングを提供。
アイダホ国立研究所(INL)では、システム科学・分析の統括やR&Dプロジェクト管理など、数々の指導的役割を歴任。DOEの「超高温ガス炉(VHTR)プロジェクト」の立ち上げと管理を主導したほか、システム工学局および応用工学開発研究所のプロセス構築を指揮。
【大規模プロジェクトの完遂と技術革新】
DOEにおいて、6億ドル規模のプロジェクトを牽引。核燃料およびターゲットの設計、製造、試験、認証を完遂させた。また、トリチウム・ターゲット回収プロセスの開発・実証、および生産用燃料の製造責任者も務めた。
【プラント運用における劇的な改善実績】
フロリダ・パワー&ライト(FPL)社在籍時には、ターキー・ポイント原子力発電所をNRC(米国原子力規制委員会)の監視対象リストから脱却させるべく、運用の抜本的改善を主導。年間15回に及んでいた原子炉の緊急停止(スクラム)を年1回にまで激減させた。さらに、加圧熱衝撃問題を解決することで、原子炉圧力容器の寿命を40年以上延長。結果として、同プラントは計80年にわたる2052年までの運転認可を取得。
【教育とアカデミックな貢献】
キャリアを通じ、アイダホ州立大学およびアイダホ大学の教職も歴任。アイダホ大学ではシステム工学の修士課程プログラムを自ら創設し、現在も両校の客員教授を務める。 キャリアの初期には、イリノイ大学の原子力工学助教授として、同分野の学士課程プログラムの設立に寄与。大学院時代には、米国科学財団(NSF)のフェローにも選出。
学歴
ジェームズタウン・コミュニティ・カレッジにて数学と物理学の準学士号を取得。在学中には、ニューヨーク州レジェンズ・スカラー(成績優秀特待生)に選出。その後、フロリダ大学にて原子力工学の学士号、修士号、および博士号(Ph.D.)取得。
人物紹介
1970年よりアメリカ原子力学会(ANS)の会員であり、1980年から1983年にかけては同学会フロリダ支部の議長を務めた。また、カナダ物理学者協会や、科学研究の名誉団体であるシグマ・サイ(Sigma Xi)、工学の名誉団体タウ・ベータ・パイ(Tau Beta Pi)をはじめ、数多くの学術・専門団体に所属。